わらべうたを赤ちゃんに
わらべうた、こもりうた、あそびうた… 昔の人が子どもたちに伝えてきた「うた」があります。
そんな「うた」の数々はもちろん音楽でもあるのですが、 ことばの文化でもありました。
さまざまな音楽や音が生活の中にあふれています。
ときにはテレビを消して、赤ちゃんをだっこしてわらべうたを歌ってみませんか?
日本のことば、日本のリズムをあなたの声で、赤ちゃんに伝えてください。
~ゆらゆらとゆれる楽しみ~
赤ちゃんをだっこして、歌にあわせて静かに自分のからだを左右に揺らしてください。大きくゆらすことはありません。あくまでも自然にゆっくりと。
全体重をあずけて静かにゆれる体験は赤ちゃんにとって楽しいものです
- この子どこの子
- いもむし
~ふれるたのしみ~
赤 ちゃんだって、嫌いな人に自分のからだをふれられたくはありません。 さわられてうれしい相手(身近にいる大人)だから、たのしいのです。
- じーかいてポン <となえうたです。自由に歌ってください>
- じーかいて (「じーかいて」とゆっくりとなえながらお子さんの手のひらに指で丸を書く)
- ポン! (「ポン」で人差し指でお子さんの手のひらの真ん中を軽くたたく)
- のーびのーびのび <となえうたです。ベビーマッサージにもなります>
- のーび (「のーび」ととなえながら腕や足などを上から下へ包むようになでる)
- のーび (同じく「のーび」ととなえながら上から下へ包むようになでる)
- のび (「のび」でやさしくなで終える)
~「さよなら、またね!」のわらべうた~
「バイバイ」は赤ちゃんが覚える最初のあいさつ、他人とのコミュニケーションの第一歩かもしれません。
公園で仲良くあそんだおともだちどうしで、お出かけする家族の間で「バイバイ」を日本語で歌ってみませんか?
- さよならあんころもち
- 手のひらをお互いに向けてさよならのポーズから始めます。
- 手のひらを左右に揺らして歌います。