情緒の花が開いていく時期 -2歳6ヶ月~3歳-
お友だちと遊ぶのも大好き、日常の生活経験が積み重なり、ことばでものを考えたり表現することも、上手になっていきます。一人一人のお子さんの成長や興味に即したものを選び、豊かな絵本との出会いを体験させてあげてください。
この時期に読んであげたい絵本
- 『もりのなか』
- マリー・ホール・エッツ/作 まさきるりこ/訳
- 福音館書店
男の子が森の中で動物たちに出会います。動物たちは、男の子の散歩についてきて、ピクニックをしたり、ハンカチおとしをしたり楽しくあそ びます。かくれんぼをしているところに、おとうさんが男の子をさがして現れると、動物たちは消えてしまいます。 子どもの想像の世界を広げます。 |
- 『あかいふうせん』
- イエラ・マリ/作
- ほるぷ出版
あかいふうせんが、りんごに、ちょうちょに、お花に、かさに、次々と変わります。イタリアのグラフィックデザイナーが描いた字のない絵本。イメージが広がります。 |
- 『かばくん』<こどものとも傑作集>
- 岸田衿子/文 中谷千代子/絵
- 福音館書店
動物園の日曜日。かばくんの一日を、詩でえがきました。「やっ、かばくん」「やっ、かめくん」、リズミカルなことばが楽しい絵本です。た くさん食べて、遊んで、おしまいは、「おやすみ かばくん ゆっくりゆめみてねむってくれ」。 たっぷり過ごした一日の満足感いっぱいのお話 |
- 『あおくんときいろちゃん』
- レオ=レオーニ/作 藤田圭雄/訳
- 至光社
あおくんときいろちゃんがなかよしになって、みどりになります。 抽象的なちぎり絵が物語の世界を広げます。 |