赤ちゃん誕生おめでとうございます
赤ちゃんに絵本を読んであげてください。 「えっ、赤ちゃんに?」と、驚かれる方もいらっしゃるでしょうが、美しい絵とことばでえがかれた絵本を、大好きな人(おかあさんやおとうさん)に読んでもらうことは、赤ちゃんにとって、わくわくする楽しい体験なのです。 私たち大人も、ことばを知らないうちからあやしたり、名まえをよんだり、何かを話しかけずにはいられないのがあかちゃん。幼い者たちへの自然な語りかけが、「こもりうた」や「わらべうた」であったのかもしれません。絵本を読むことは、その延長にあります。 豊かなことばの体験を赤ちゃんに与えてください。
読んでみませんか?
おかあさんが赤ちゃんに語りかけたことばを絵本にしました。 これは親になる大人が読む絵本。 岩崎ちひろさんの淡い色調の絵もすてきです。 |
- 『あかちゃんのうた』
- 松谷みよ子/文 岩崎ちひろ/絵
- 童心社
どのくらいから読んであげたらいいの?
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ目が見えません。生後5か月頃までは、赤ちゃんの聴覚や視覚が発達する時期になっています。最初の絵本との出会い は、6か月頃が適当だと思われます。この頃になると、かたちでものを認識できるようになり、人見知りも始まります。ただし、一人一人の人間に個性があるの はあたりまえ、赤ちゃんも一人一人違って当然です。出会いにふさわしい時期は、おかあさんやおとうさんが見きわめてください。
どんなふうに読んだらいいの?
「こんな小さい子にどうやって…」なんてむずかしく考えることはありません。
1.自分もいっしょに、楽しみながら読むこと
2.お子さんの反応を見ながら、ゆっくり読むこと
この二つのことを心がけてください。
絵本との出会いのためのガイドブック
- 『あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん』
- 小林衛己子/編 大島妙子/絵 のら書店 1998
- 請求記号76
- 『あかちゃんの本棚-0歳から6歳まで-』
- ドロシー・バトラー/著 百々佑利子/訳 のら書店2002
- 請求記号995
- 『えほんのせかいこどものせかい』
- 松岡 享子/著 日本エディタースクール出版部 1987
- 請求記号995
- 『赤ちゃんが喜ぶ読み聞かせ-絵本でスタート0歳1歳2歳年齢別読み聞かせ-』
- 徳永満理/著 フォーラム・A 2004
- 請求記号996
- 『心に緑の種をまく-絵本の楽しみ-』
- 渡辺 茂男/著 渡辺 鉄太/付記 新潮社 2007
- 請求記号996
- 『人生ではじめて出会う絵本100-あかちゃんのための50冊おとなのための50冊-(別冊太陽日本のこころ116)』
- 横山 真佐子/著 平凡社 2002
- 請求記号996
- 『あかちゃんの絵本箱-はじめて出会う絵本ガイド-』
- こどもと本-おかやま-「あかちゃんの絵本箱」編集委員会/著 吉備人出版 2001
- 請求記号997
- 『ぼくの絵本わたしの絵本-0歳から6歳までの絵本ガイド-』
- 石川 道子/編・著 平田 美恵子/編・著 湯沢 朱実/編・著プランニング遊 2007
- 請求記号997
- 『母の友』
- 福音館書店
- 請求記号Z