「コアラ文庫」(多摩市鶴牧)が「令和6年度子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体(個人)に対する文部科学大臣表彰」を受賞しました。

  • お知らせ
  • 掲載日2024年3月19日

 文部科学省では、平成14年度から、国民の間に広く子供の読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子供が積極的に読書活動を行う意欲を高める活動を推進するため、特色ある優れた実践を行っている学校、図書館、団体(個人)に対し、大臣表彰を行っています。   (令和6年度からは新たに幼稚園・認可保育園・認定こども園も対象)

 この度、約39年に亘り多摩市鶴牧地区や図書館を拠点に地域文庫活動を続けている「コアラ文庫」が表彰を受けることになりました。
(東京都では学校・園:3校・1園、図書館:3図書館、団体(個人):1団体)

 表彰式は4月23日(火)の午後1時から、国立オリンピック記念青少年総合センターにて行われます。
   詳細については下記をご参照ください。
 令和6年度「子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体(個人)文部科学大臣表彰」を行います:文部科学省

(コアラ文庫のこれまでの歩み)
 コアラ文庫は、昭和60年(1985年)、鶴牧団地に入居した母親たちが中心になって設立した地域文庫です。本の読み聞かせだけでなくお祭りや季節のイベントなども実施し、親子の交流、地域の交流を支えてきました。各地域に図書館が整備されたことや団地の子どもたちの年齢が上がり、文庫の利用者が減る状況にあったことから、平成20年(2008年)からは団地での活動を中止し、図書館本館での活動に移行しました。現在は新しく開館した多摩市立中央図書館と多摩市子ども家庭支援センターで定例おはなし会を受け持っています。また多摩市子どもの読書活動推進計画の推進への協力、他団体との連携(多摩市文庫連絡協議会のメンバー)としての活動にも力を入れています。