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【報告】夏休みのDagik Earth、ご観覧・ご参加ありがとうございました

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  • 掲載日2024年10月16日

多摩市立中央図書館で開催した「図書館に地球現る!惑星体感DAGIK EARTH」と「おうちDagikワークショップ&天文学者に聞く宇宙のハナシ」のご報告です。

図書館に地球現る!惑星体感DAGIK EARTH(展示イベント)

 2024年7月17日(水)、7月19日(金)の2日間、多摩市立中央図書館2階活動室2・3でDAGIK EARTHの展示をおこないました。
 今回は直径約2メートルのバルーンに、様々な惑星の映像や宇宙から見た地球の映像を映し出しました。
 特に見学者の興味を引いたのは、昨日までの雲の様子が地球規模で観られる映像。
 年月日も指定することができ、たとえば「2019年9月9日」前後を指定すると、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした「2019年台風15号」の雲の動きを見ることができます。
 「台風がどこからきて、どのように消えていくのか」「雨の国イギリスには本当に雲がかかり続けている」など、理科や地理で学んだことが実際の映像で見ることができ、椅子に腰を据えてじっくりとご覧になる方が多くいらっしゃいました。
 幼児からご高齢の方まで、老若男女問わずお楽しみいただけた展示となりました。

展示の様子1

展示の様子2

おうちDagikワークショップ&天文学者に聞く宇宙のハナシ(ワークショップと講演)

 展示イベント後の2024年7月20日(土)に、多摩市立中央図書館2階活動室1でワークショップと講演を開催しました。
 事前申し込みをいただいた方は19名、その他付き添いの保護者の方や会場外からの見学者も含めると27名の方が宇宙のハナシを楽しみました。

 講師を務めていただいたのは「フレア博士」こと萩野正興天文方。
 『天文年鑑 2024年版』で太陽の項目を執筆されている先生です。
 「フレア博士」は「太陽フレア」からのネーミングだそうです。
 ワークショップでは、望遠鏡と同じ「レンズの仕組み」を使っている「DAGIK EARTH」を、スマホやタブレットと虫眼鏡、小さな発泡スチロール球で再現することにチャレンジ。ほとんどの方が成功することができました。
 講演では、宇宙についてわかっていること、まだわかっていないことを最新の研究をまじえてお話いただきました。
 萩野講師は太陽の専門家ということで、「太陽フレア」が天気予報のように予想できないかの研究に取り組んでいるとのこと。
 爆発の周期は年単位でわかってきた、とのお話に参加者も興味津々の様子で聞き入っていました。地球にも影響を与える太陽の活動についてのこととあって、質疑応答も大変活発でした。大人顔負けの質問を繰り出す小中学生の姿も見られました。

講座の様子1

講座の様子2